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ホーム>外来受診をされる方へ > 形成外科 > 母斑(ほくろ)の治療について
 母斑( ほくろ ) の治療について
 
 母斑( ほくろ ) の治療について
     
  
いわゆる 「 ほくろ 」 と言われるものにも様々な種類があります。
代表的なものは、図1、2に示すような少し盛り上がっていたり、黒く色がついたような皮膚病変です。
 
( 図1 )
図1_写真
( 図2 )
図2_写真
これらの殆どは、「 母斑細胞 」 と呼ばれる細胞が集まって出来た、皮膚良性腫瘍です。
母斑細胞が存在する皮膚の場所によって色や、盛り上がりが違ってきます。
これらは比較的若い頃から出現することが多いとされています。
 
他に、ほくろとは少し違いますが、皮膚の老化に伴って、
顔などにできる 「 シミ 」 などにも治療が可能なものが有ります。
やや隆起している灰色をしている 「 脂漏性角化症 」 という皮膚腫瘍です( 図3 )
( 図3 )
図3_写真
   
これらはいずれも良性のもので、一般的には悪性化することは殆ど無いとされていますが、
掌・足の裏にあるものなどは悪性 ( 皮膚癌 ) の可能性がありますし、
他の部位でもほくろと見分けがつきにくい皮膚癌もあります。
ですので、気になるほくろについてはご相談頂きたいと思います。
   
 
代表的な治療方法は以下に示すとおりです。
基本的には局所麻酔 ( ほくろの周辺に痛み止めを注射する ) 、日帰り手術で可能です。
 
 1) くりぬき法
    比較的小さい( 直径 5o以下が目安です )ほくろに適応となります。
    ほくろのみをメスでくりぬいて切除し、生じた傷は軽く縫い合わせて止血をします。
    手術後、2週間程度絆創膏を貼るなどの処置が必要です。
    手術をしてから一年程度はやや赤っぽいような傷がやや目立ちます。
    傷の落ち着きを良くするために、手術後 3ヶ月程度テーピングの処置をお勧めしています。
    最終的にはもとのほくろより若干小さい程度の、白っぽい少し凹んだような傷跡になります。
     この方法のメリットとしては、
       ・切除したほくろを顕微鏡の検査に提出可能( 悪性でないかを検査できます )
       ・傷跡がもとのほくろより大きくならない

        などがあります。
     デメリットとして、傷のお手入れの時間がややかかる( 2 - 3週間 )ことがありますが、
    当科でもっとも行う事が多い治療方法です。
 
 
 2) 切除縫合法
    1)と同じように、メスでほくろを切り取りますが、
    この方法の場合、周りの正常な皮膚を含めて切除して、細い糸で縫い合わせます。
    若干大きいほくろの場合、
    くりぬき法で行うよりもこちらの方法 ( および、「 皮弁法 」 「 植皮術 」 と呼ばれる方法を組み合わせて )
    行う事が多いです。
     この方法のメリットは、
       傷を縫い合わせてしまいますので手術後一週間程度で抜糸をしてしまえば
       基本的に傷のお手入れが不要になることです

       (ただし、手術後 3ヶ月程度のテーピングはお勧めしています)。
     デメリットとして、
       元のほくろの長さより、3倍程度の長さの傷あとが出来てしまうことがあります。

  
 
 3) レーザーによる焼約
    当科には炭酸ガスレーザーとよばれるレーザー治療機器を設置しています。
    この装置により、ほくろの細胞を蒸発させて治療します。
    原理としてはくりぬき法と同じですが、やや出血量が少なくてすむメリットがあります。
    しかし、どの深さまでほくろの細胞を取ることが出来たのか正確には分かりませんし、
    細胞検査にも出すことが出来ません。

    よって、当科では限られた種類のほくろ ( 「 脂漏性角化症 ( 図3 ) 」 など )に限定して使用しています。
 
 
 
 
基本的に切除したほくろは、顕微鏡の検査に提出しています。
万一、悪性(皮膚癌)であった場合は、追加で治療が必要になってくることがあります。
検査結果が来るまで2週間程度かかるため、手術後抜糸・検査結果のお話と数回必要となってきますので、
ご了承ください。
 
 

 「 ほくろ 」 で、悩んでいらっしゃる方は、まず 「 形成外科外来 」 においでください。
 ご相談に当たらせていただきます。

  ▼「 母斑 ( ほくろ ) の治療について 」 をPDFファイルでご覧になる方は、
  下のPDFアイコンまたはタイトルをクリックしてご覧ください。
 
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